医療従事者が教える生活習慣病の対策について

病気について

生活習慣病の対策について

生活習慣病対策としては今国をあげて色々と対策が行われています。厚生労働省が導入している、生活習慣病対策というものもあります。その中身は、食生活習慣の見直し、そして運動習慣の見直し、休養について、喫煙と飲酒についてです。

昭和の後半ごろから、生活習慣病は急激に増えつつあるといわれていますが、それまでは、生活習慣病という名前で呼ばれていませんでした。

脳卒中、がん、心臓病を三大成人病と呼んでいたのですが、それが成人病とは言われないようになり、生活習慣病といわれるようになりました。

その背景は、成人病は生活習慣が関わっていることがわかったからです。生活習慣を見直すことで、生活習慣病を防ごうという働きが、生活習慣病対策です。生活習慣病対策は今日やって明日効果が出るというようなものではありません。

生活習慣病というのは、早期発見をすることがなかなか難しく、自覚症状は症状が悪化するまで気がつかないというケースが多いので、突然起きてしまう人が多いという特徴があります。そして生活習慣病はすでに発症している時点では、完治することは難しいともいわれているので厄介です。

完治できなくなる前に、毎日の生活の中で生活習慣病対策を出来ることから始めることが大切です。まずは食生活の見直し、そして規則正しい生活を送ることなどを元に見直していってみてはいかがでしょうか。手軽に始められることから続けていく、それが生活習慣病対策になります

生活習慣病のための食生活

生活習慣病の原因ともいわれているのが食生活の乱れです。食生活が原因で、生活習慣病になることもありますので、十分に注意しなければいけません。

生活習慣病を予防する食生活をここで紹介したいと思います。まず気をつけたいのは偏食です。栄養バランスが偏ることによって生活習慣病は引き起こされるといわれていますから、生活習慣病を予防するためには、偏食を治して、色々なものを食べ、栄養バランスを整えることも大切です。1日30品目は取りましょうといわれていますが、30品目を目標に食べるようにしましょう。

そして日常生活は、食事に気をつけつつ、運動も適度に行いましょう。食事はマンプク食べるというのではなくて、腹八分目にしておくことが大切です。そして塩は控えめで、薄味にすることも大切です。生活習慣病ではカロリーの高い食べ物、脂肪分の多い食べ物は極力減らすようにしましょう。

そして肉、魚、野菜のバランスもきちんと考えたうえで摂取するようにします。生活習慣病は色々な原因があるといわれていますが、食生活が大きく占めていることもよくあります。

ですから、食生活を見直すことで。生活習慣病を予防することが出来ますので、まずは普段の食事から気をつけてみてはいかがでしょうか。欧米化した高カロリーな食事をとるのではなくて、栄養バランスのいい、昔ながらの日本の和食を食べることが生活習慣病予防につながります。薄味を心がけて塩分の取りすぎにも注意しましょう

生活習慣病チェック

生活習慣病は普段の生活習慣によって引き起こされる病気のことですが、ある日突然症状が起きることが大半ではありますが、症状が出たのは突然だったとしても、何年も蓄積された結果に発症するのが生活習慣病です。

生活習慣を見直すことで、生活習慣病にならないように事前に予防することは十分にできます。生活習慣病に自分がかかっているのかということは、なかなかわかりにくいことです。

自覚症状がないことが特徴ですから、自分が生活習慣病にかかっているということを意外と自覚している人は少ないでしょう。そのために、まずは生活習慣病チェックを自分で受けたうえで当てはまることがないか調べてみることが大切です。チェックの方法は色々とあります。

健康診断を受ければ、一番早いのですが、健康診断をなかなか受けられない人でも、生活習慣病チェックを受けることは可能です。インターネット上で生活習慣病をチェックできるサイトはあります。

YES NO形式で答えていき、その結果、生活習慣病であるかどうかがわかりますので手軽です。生活習慣病は発症しなければなかなかわかりにくい病気ですから、発症する前に知ることで、症状が出るのを防ぐことができます。生活習慣病を予防するためにも、チェックを受けることは必要です。

食事の時間や生活習慣などをチェックしていき、生活習慣病であるかどうかがわかるチェックがとても手軽です。予備軍という結果になった人は今からでも遅くはありませんので、改善させるようにしましょう。

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